【無縁社員と笑顔】 9月3日の日経新聞に「社内のうつ病予備軍として、『誰にも話さないで 一日が終わる』無縁社員の存在がある。オフィスでふと孤独にさいなまれる瞬間がないだろうか。 不況を背景に職場は緊張感が高まり、個々の成果が厳しく求められる。連帯感は薄れ、ドライな人間関係が生まれている。 机を並べていても同僚とのつながりをいまひとつ実感できない。そんな無縁社員が広がっている」と書かれていた。朝、会社に来たら「おはようございます」 帰る時「お疲れさま」も言わないのか。それは顔を合わせれば言うのだろうが、残念ながら、顔を合わせて雑談する機会もないようである。その原因は何なのか。 産業能率大学(2011年)職場コミュニケーション実態調査(有効回答337人)から次のような結果が出ている。 * 職場で孤独を感じることはあるか
* それは何故か?(複数回答)
職場で孤独を感じているが、約30%もあるのも異常なこととであるが信じられない結果である。その結果を踏まえて、各企業では、 職場でのコミュニケーション活性化の工夫として、会議室とは別に雑談スペース等やソファセットや菓子などを置き、 業務の合間に語り合える空間の設置をしている。また、社員が開催するイベントの補助金や社内報を活用して、仕事や趣味などを写真付きで掲載している。 最近では、休暇を外出や旅行などで楽しみ、休暇(オフ)を前向き(ポジティブ)に捉えて楽しむ『ポジティブ・オフ』運動も積極的に展開し、 社員のストレス解消策に努力しているが、そんな中、『笑い』の活用も忘れないで活用してほしい。無理やり顔で笑わなくても、こころ・脳で笑えば、自然と顔が笑います。 先ずは、「おはようございます」「お疲れ様でした」の笑顔の挨拶が基本ですね。そんな挨拶が出来る場、機会をつくるのが、第一歩かもしれませんね。 笑顔で接すれば笑顔が返ってくる「笑顔のこだま」を大切にしたいですね。
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